ご主人様に恋をしたっ‼︎ ~甘々いじわる編~
こんな恥ずかしいことを、一颯はあたしにスルッと言わせちゃうんだから。


でも、でも、でも。


これぐらいで、一颯のいじわるは止まらなかった。


「へぇ、チーちゃんは。
ご褒美がほしいんだ?」


クスッと笑って、あたしの頭を撫でていた手を止めると…。


一颯は、うつ伏せに寝転んでいたあたしの体をひょいっと抱きあげた。


ベッドの上に座って、向かい合っている感じの状態。


一颯は両手を軽くあたしの背中にまわして、引き寄せながらニコッと笑う。
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