【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「みなさん~。ちょっと来てくれませんか?」
「………」
レイが何事か?と、私の部屋へ視線を向けた。
セリュが呼んでいるから、すぐに部屋へ向かうのかと思いきや…、
レイは全く動く様子を見せない。
あれ?
何で動かないのかな?
そんな事を思っていると、またもやセリュの私達を呼ぶ大きな声が部屋から聞こえてくる。
「あーッ!ウルセェッ!!」
レイの可愛らしい顔が酷く歪む。
そして今度は私に、鋭い目つきを向けてきた。
小さいくせに何か迫力あるなぁ~。
あぁ、悪魔だから?
「テメェも来い」
「んー?なんか立てない…んだよね~」
足に力を入れたけどあまりにもビックリしたからなのか?立ち上がる事が出来ない。
実は今までずっとレイを観察しながら立ち上がろうとしていたんだけど、動かなくてどうしようかな?
…と思っていたところだった。
そんな私を見たレイの眉間には、たくさんのシワが刻まれる。
レイの顔を見て、苦笑いしてしまった。