【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「はッ!まさか三上先輩、私の事が好きとか?!きゃぁぁぁぁぁぁ~ッイタッ!!!」
興奮しまくりの私の頭をレイが叩いた。
何すんのよ~ッ?!
レイを睨みつけた…が、ボスンッと小さい身体をベットに横たえ私の事など全く気にする事なく今度はセリュに話しかける。
「コイツ、ウゼーんだけど…」
「いえいえ、可愛らしいじゃぁないですか」
「可愛らしい?どこがだよ」
目を細めるレイに、セリュはニコリと微笑みかけた。
「それよりもお付き合いしていたかも…、とチカさんは言っておられましたがもし実際、その選択肢を選んでいたらそうなっていたかもしれませんね」
セリュの言葉に、私は瞳を瞬かせた。