【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「な、何?」
唇を拭い指を見ると、赤い血が付着している。
血---?!
驚く私の口元に、レイの指先が触れた。
それをジッと見ていると、私の唇に触れたレイの指にもやっぱり血が付いていてびっくりした。
目を見開く私を見てレイが笑い、そしてその意味を教えてくれる。
「これは俺様の血だ。…魔族の血を少しでも口に含めば、お前はりっぱな魔族になる」
「え?」
自分が魔族になる心の準備まではしていなかった私にとって、あまりの出来事に口があんぐりと開いたまま塞がらない。
何ですって?
私が魔族に?!
良かったな…なんてそう言われたけど、良かったのか?私。
首を傾げていると…、
ポンッ---
その音と共に白煙が辺りを立ち込め、そして…。