あたしが愛した総長


廉「なんか盛り上がってんな?」


美「うん!ふふっ」


廉「なんだよ?人の顔見て笑って」


美「なんでもなーい!ね?優梨」


優「ふふっ、うん」


プレゼント買いに行くの待ちきれないな~


龍毅が喜んでくれそうなの、あるかな


ドサッ


あたしの座っている隣に龍毅が座りこちらを見ると


龍「どうした?」


優「ううん、なんでもなーい!ふふっ」


好きな人に喜んでもらうために


考えるのって楽しい


龍「ククッ、そうかよ」


あぁ、笑顔一つでこんなに胸が高鳴るって


あたし重症だよ


美「優梨、顔に出てるよ。珍しいね!クスクス」


優「え?嘘、出てた?」


美「出てた。好きでたまんないって顔?してた」


うわ、恥ずかしい


赤くなっているだろう顔を隠したくて、俯くと


美「あら?照れちゃった?かーわいー、優梨ちゃん!」


さらに恥ずかしくなって、手で顔を隠すと


龍「いじめるな」


顔を隠していた手を退けられ、その手を龍毅に引かれて、龍毅の腕の中へ引き込まれた




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