あたしが愛した総長
ガチャ
優「…美奈を返せ」
岸「あれー、結構早い到着だね。もう少し遅かったら回されてたよ、この子。ククククッ」
気味の悪い笑い方
美奈へと視線を向けると涙をボロボロ流していた
右の頬が少し赤くなっているのは気のせいではないだろう
優「美奈に手をあげたのか」
岸「あーあれは俺じゃないよ、こいつの女が連れてくるときにうるさかったからやったんじゃない?」
そう言って視線を青の髪をしているやつに向け、その隣に引っ付くようにいる女
普通の人が見れば可愛いと思うのかもしれないが、この女中身が腐ってそうだ
顔に嫌に嘘臭い笑顔を張り付けている
女「そうだよ?あたしがやったの。下の奴等に車に運ばせて、車で連れてきてるときに泣き叫んでうるさかったから」
笑いながらそう言うこいつは本当に腐っている
優「クソ女が」
岸「まあまあ、回されてないだけマシだと思ってよー。それよりさ、あんた俺の女にならない?そうすれば、この子は無事に帰れるよ?」
優「ふざけるな、あたしはあんたの女になんかならない」