コネクト
「私その子の顔ははっきり見てないのよね…。


あとさっき話したことは誰にも言わないでね?一応秘密事項だから…。」



秘密事項をあって間もないやつに言うなよ…。


しかもそれ本人だしな。



「お、おう。わかってるよ!俺はこう見えて案外口固いからな!」



「そうは見えないけどな…。」




「ちょっとは信じろよ…。


まぁ俺はもぉ帰るわ!頑張って鞘野風馬って子探せよ。」そう言って俺は蹴られたときに落ちた参考書を拾って帰る支度をした。




「えっ…あ。ちょ。ま。」



「なんだよ…。なんかあるなら言えよ。」




「あの…明日もここでいるから一緒に探してくれない…?」




「えっ。明日か…。


まぁ予定ないし別にいいよ。」



「ありがとう。」そう言ってきた彼女の目は少し寂しそうだった。



また明日絶対に俺が名乗らないかぎり見つからない鞘野風馬探しが始まるのだった。



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