素顔のキスは残業後に
扉の向う側には金髪の男性の姿があって、
柏原さんは彼に視線を流すと再び口を閉ざしてしまう。
そしてそのまま優しく私の手を引き、エレベーターを後にした。
どうやらホテルの最上階らしい。
足元から伝わる毛並みの柔らかさと、廊下に飾られた高級感のあるオブジェからも、
なんとなく想像がついたけど、
廊下の一角にあるその部屋に足を踏み入れて思わず息を呑んだ。
ここって、やっぱりスイートルームだよね。
オフホワイトを基調とした広さ充分なリビングルームが私達を迎えてくれて
開放感のあるパノラマウインドウに目が奪われてしまう。
踏み入れたことのない空間を前に立ち尽くしていると
背後からドアが閉まる音が耳に届いて、
トクンッと胸が震えるのと同時に、背中ごと温かいぬくもりに包み込まれていた。
柏原さんは彼に視線を流すと再び口を閉ざしてしまう。
そしてそのまま優しく私の手を引き、エレベーターを後にした。
どうやらホテルの最上階らしい。
足元から伝わる毛並みの柔らかさと、廊下に飾られた高級感のあるオブジェからも、
なんとなく想像がついたけど、
廊下の一角にあるその部屋に足を踏み入れて思わず息を呑んだ。
ここって、やっぱりスイートルームだよね。
オフホワイトを基調とした広さ充分なリビングルームが私達を迎えてくれて
開放感のあるパノラマウインドウに目が奪われてしまう。
踏み入れたことのない空間を前に立ち尽くしていると
背後からドアが閉まる音が耳に届いて、
トクンッと胸が震えるのと同時に、背中ごと温かいぬくもりに包み込まれていた。