純情コントローラー
ずっと悩み続けていたこの選択肢が

今やっと、だったはずだったのに
母親は本当にわかっていない



「あんたも今年は受験生なんだから!」


しかめっ面をしながら私にそう言った



わかってるってば。




私はぶっきらぼうに言って

部屋へと向かった
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