スタートライン~私と先生と彼~【完結】
個人面談が始まり、俺は川田先生の隣に座り、面談の様子を見ていた。
さすがやな・・・
当たり前なんだろうが、一人一人にきちんとアドバイスをしている。
生徒たちも川田先生を信頼しているようだ。
俺も、こういう風になれるのだろうか・・・面談の人数が増えれば増えるほど、俺の不安は増大する。
「今日の最後は・・・原田やな。」
川田先生の言葉につい動揺し、急に変な汗が出てくるのがわかった。
「失礼します」
少し遠慮がちに原田が入って来る様子をなるべく見ないようにしたが、どうしてめ視界に入ってしまう。
いつもと同じ様に凛とした顔付きで近付い来て、静かに俺らの前に腰を下ろした。
「原田は、京府大目指してるんやな」
「はいっ」
真っすぐな目は、川田先生を見た後、俺に向けられた。
「斎藤先生は京府大出身ですよね?」
突然の質問に、俺はすぐに返事をすることができず、代わりに川田先生が答えてくれた。
「そうそう、原田、斎藤先生にいろいろ聞くといいよ」
川田先生がそう言うと、原田は再び俺の方を向き、ニッコリと笑い、丁寧に頭を下げていた。
「よろしくお願いします」
「いや、たいした事は教えれないと思うけど、聞きたい事があったら聞いて」
俺は後ろ髪を触りながら、照れを隠すように言った。
原田は俺の言葉を聞くと、髪を耳にかけながら、ニッコリと微笑んだ。
その表情は、高校生とは思えないくらい色気があり、俺の鼓動は一気に速まった。
それから、原田が俺の所に大学についてを聞きに来る事はなかった・・・。
正直、期待していたから残念だった。
さすがやな・・・
当たり前なんだろうが、一人一人にきちんとアドバイスをしている。
生徒たちも川田先生を信頼しているようだ。
俺も、こういう風になれるのだろうか・・・面談の人数が増えれば増えるほど、俺の不安は増大する。
「今日の最後は・・・原田やな。」
川田先生の言葉につい動揺し、急に変な汗が出てくるのがわかった。
「失礼します」
少し遠慮がちに原田が入って来る様子をなるべく見ないようにしたが、どうしてめ視界に入ってしまう。
いつもと同じ様に凛とした顔付きで近付い来て、静かに俺らの前に腰を下ろした。
「原田は、京府大目指してるんやな」
「はいっ」
真っすぐな目は、川田先生を見た後、俺に向けられた。
「斎藤先生は京府大出身ですよね?」
突然の質問に、俺はすぐに返事をすることができず、代わりに川田先生が答えてくれた。
「そうそう、原田、斎藤先生にいろいろ聞くといいよ」
川田先生がそう言うと、原田は再び俺の方を向き、ニッコリと笑い、丁寧に頭を下げていた。
「よろしくお願いします」
「いや、たいした事は教えれないと思うけど、聞きたい事があったら聞いて」
俺は後ろ髪を触りながら、照れを隠すように言った。
原田は俺の言葉を聞くと、髪を耳にかけながら、ニッコリと微笑んだ。
その表情は、高校生とは思えないくらい色気があり、俺の鼓動は一気に速まった。
それから、原田が俺の所に大学についてを聞きに来る事はなかった・・・。
正直、期待していたから残念だった。