スタートライン~私と先生と彼~【完結】
俺には4年付き合っている彼女がいる。
働き始めるまでは、どんなに忙しくても、彼女とは会う時間は確保しようと思っていた。
『女子高生と浮気しないでよ』
なんて言われたこともあった。
『女子高生なんて子供やん』
笑いながら言っていたのは、原田に会うまでのことだった。
最近では、彼女と会う時間も少なくなった。
『仕事、忙しいから』
と言い、会わなくなっていた。
会うのを拒んでいたのかもしれない。
そして、自然消滅するのを望んでいたのかもしれない。
週末には必ず会うようにしていた彼女とは、2週間に1回、今では1ヶ月に1回会えばいい方になっていた。
そして、夏休みになり時間に余裕ができたというのに、会おうともしなかった。
彼女からも『会いたい』と言われないことにも何も感じない。
俺の気持ちが離れていることがわかっているのだろうか・・・。
それより、夏休みの間、原田に会えない事が辛かった。
そんな時、あまり鳴らない俺の携帯が鳴った。
彼女からのメール。
【仕事忙しい?会えないかな?】
なんて、そっけないメール。
とうとう来たか。
別れの時が・・・。
望んでいたにも関わらず、いざ別れとなると後ろ髪を引かれる思いがするのはなぜか?
働き始めるまでは、どんなに忙しくても、彼女とは会う時間は確保しようと思っていた。
『女子高生と浮気しないでよ』
なんて言われたこともあった。
『女子高生なんて子供やん』
笑いながら言っていたのは、原田に会うまでのことだった。
最近では、彼女と会う時間も少なくなった。
『仕事、忙しいから』
と言い、会わなくなっていた。
会うのを拒んでいたのかもしれない。
そして、自然消滅するのを望んでいたのかもしれない。
週末には必ず会うようにしていた彼女とは、2週間に1回、今では1ヶ月に1回会えばいい方になっていた。
そして、夏休みになり時間に余裕ができたというのに、会おうともしなかった。
彼女からも『会いたい』と言われないことにも何も感じない。
俺の気持ちが離れていることがわかっているのだろうか・・・。
それより、夏休みの間、原田に会えない事が辛かった。
そんな時、あまり鳴らない俺の携帯が鳴った。
彼女からのメール。
【仕事忙しい?会えないかな?】
なんて、そっけないメール。
とうとう来たか。
別れの時が・・・。
望んでいたにも関わらず、いざ別れとなると後ろ髪を引かれる思いがするのはなぜか?