大切な記憶



「総長~!おっせーぇ!」




はぁ…。


朝からため息をこぼす。



『総長って呼ぶな。いつも言ってんだろ?倉庫の中では楓って呼べ。』



「はいはい。」




はい。は一回だろ!?




こいつ、ちゃんと分かってんのか!?





『んで?なに?』



私を呼んだ要件は?




くだらねーことだったら怒るよ?




「今日から新しい高校にいくんだろ?」




……




あ~





そうだったね。



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