halcyon
「ダメって…その付き合うって事ですか?!」

「そうそう。ホントは、まだ言うつもり無かったんだけど何だか、そんな時間が勿体無く思えてきちゃてさ。引き伸ばせば引き伸ばす程、まどろっこしいじゃない。そういうのって。」

僕の性格上、断れないのは自分で良く分かっていたけれど、そのコトバを口にするだけの何か一つが欲しかった。

「可愛かった…それだけで映画に誘って、そして付き合うの??」

「ん〜強いて言うなら文学的才能にも惹かれてかしら。」

「え??文学的才能??」

僕は背中を押してくれる一言を期待していたのに…
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