初恋
「えーと?次は青山くんかな?順番来たよ。」

そんなことを考えているうちにとうとう私の番が来た。

「あっ。はい。」

立ち上がったひょうしにセーラー服のスカートが椅子の隙間に引っかかる。

何よ....こんな時に限って。

イライラする......

「どうしたんだい?ほら、早く。」


うるせー!ハゲクソジジイ!!!


あ、心の中で暴言はいちゃった。


よいしょっ

あ、やっと取れた。ふー。

「すいません。えっと......青山 千紗です。よろしくお願いします。」

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