センチメンタル
楽しい一時。


「もうこんな時間か。俺帰るわ」

大紀がそう言い、席を立とうとした。

続いて愛花も…。


「んじゃあ私も」


ガシッ!

俺は愛花の手首を掴んでいた。


愛花と離れるのが怖かった。


「愛花ちゃん。もうちょっと政宗といてくれ」
大紀がそう言ってくれた。
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