レヴィオルストーリー

「そうね、じゃああそこおいしいらしいから、あそこ行こッ♪」


イルがそう言って腕に抱えていた大量の服をレジに持って行った。


…あそこってどこだ。


アレンは心の中でツッコむ。


しかしそれ以上に気になることがあった。


「…あんな大量の荷物、これからどうすんだ?」

「あぁ、なんかこの街、冒険者用のロッカーあるらしくてさ。魔法でいっぱい入るらしいから、とことん使うんだってイルが言ってた。」

アレンの疑問に答えてくれたのはギルク。

「何だそれ…。旅の間、使えねぇんじゃねぇの?」

「ま、そうなるわな。こまめに立ち寄れってことだろ。何ヵ所か繋がってるとこはあるみたいだけど」

「ややこしいんだな…。」


そんな会話をしていると女子二人が戻ってきた。



「さ、行こ行こッ♪」

「何食べようかしらー」

そう言って足早に目的地の「あそこ」へと向かう女子。

それに男子二人は黙ってついて行った。


やがて、目的地が見えてくる。


「あそこ」は小さいおしゃれなカフェだった。

入ろうとした、その時────。



「伏せろ!!」





< 90 / 394 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop