【短編】あの日、桜並木の下で

ハプニング


高3はどんどん時間が過ぎていく。

気づけばあと一週間で卒業。

あたしと浩太はいつも通り。

美野里はこの前、初めてを浩太にあげたらしい。

あたしなんてキスすらしたことないのに…

「みじめ…」

涙が出そうになるのを必死でこらえる。

最近涙腺弱くて困るなぁ…

「…いっそのこと告白しちゃえば?」

「えぇ!!」

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