わたしの図書室の王子様☆

イチゴミルクの香り

「…海はただひたすらに飲み込む、かぁ。」 「!?」
イチゴミルクを飲む、みくちゃんがピクリとなって、そして固まった。
「みくちゃ…?」
「いやいやいやいや」
そして、イッキ飲み。
「すー、どしたの??いきなり、詩的表現!」
ふへへへ
「バレちゃった?」
「キラッ、じゃないよ~」
みくちゃんが笑う。
つられてわたしも笑う。
「あのね-」

< 5 / 26 >

この作品をシェア

pagetop