天然無自覚と俺様くんの同居
「1つ忠告する…羽柴…いや…アイツには気を付けろ…」


二階堂くんは私に背を向けたまま私に語りかける。


「ぇ?それメールでも…言ってたよ?」

「良いから…気を付けろよ…万が一は俺を呼べ…分かったか?」

「う、うん…」

あまりにも声が真剣だったから私は取り合えず頷いた。


「それでよし!じゃあな♪」

二階堂くんはやがて私の方を向き笑顔でその場を去ったのだった。

二階堂くんに言われた言葉はあまり深くは考えなかった。

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