天然無自覚と俺様くんの同居
「此処でいいかな…」


私がコンビニの前で夏実を待ってると同時に頭に浮かんだのは信の悲しそうな顔。


「信…私は信にとって何の存在だろう…」

私がポツリと呟くと同時にまた涙がポロポロとこぼれでる。


「ウゥ…ヒック…し、ん、…フ…ウゥ…」

「由季~~!」

あ…夏実の声だ…夏実!

「由季!いた~見っけ!……って!何!?どうしたの?!」

夏実は私の顔を見るなり驚いていた。

「ウゥ…夏実~!」


私は悲しさで夏実に抱きついた。
夏実は驚いたけどやがて落ち着き…。


「由季?私の家に行こっか…」


私は夏実の言葉に頷き夏実の傘に入れてもらい
夏実の家に向かった。

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