天然無自覚と俺様くんの同居
何てタイミングが悪いんでしょう…。
信はその音が聞こえたのかキョロキョロしてる。これじゃあ私がいるってバレる。
私がケータイら開くと夏実からメール。
後ででも平気かな?
なーんて呑気な事を考えてたら。
~~♪~~♪
やーめーてー…!!
今度は電話のコールが響く。
ますます信が周りを不審な目で見てる。
そして遂にはクローゼットに視線が!!
しかもこっちに向かって歩いてきてる!!
そして遂に…。
―――ギィィィィ…
クローゼットを開けられてしまった。
お互いの視線が絡み合うが黙り混む。
私はクローゼットから出て鞄を持ち何事も無かったかの用に部屋を出る。