天然無自覚と俺様くんの同居

「ちょっ！羽柴くん！」

「あーまた始まった…由季ちゃんさっきの冗談だからね♪」

昌くんはそう言い私に真剣な眼差しをぶつける。


「いや、昌くん助け―」

「おい…海…離れろ！お前まだ復讐を抱いてるのか！？」

信は私の言葉を遮り羽柴くんを私から離そうとする。


「うん…だって俺由季ちゃん好きなんだもん…俺らの仲を邪魔するなよ…ほら…チャイム鳴るぞ？」

「～～!!後で覚えてろよ」

信はそう呟くと自分の教室に戻って行った。


「あー待ってよ信！じゃあね…由季ちゃん♪文化祭の出し物決まったら教えてねー♪」


昌くんもそう呟くとクラスへ戻って行った。