天然無自覚と俺様くんの同居


周りの女子はキャーキャー騒いでいるが二人はお構い無しに壇上へ上がった。

「お二人で良かった…」

私はほっと呟くと信と羽柴くんは私をにらんだ…。


え?私なんか悪いこといった?

私がおろおろしていると信が口を開く。


「お前…二人だぞ?二人」

「うん、二人だよ?」


意味が分からない私は質問を返す。

「ハァ…もういい…」

信は呆れたように前を向いた。


「それではお二人さん♪一位の一条さんにキスをどうぞ!」

「え?キス?」


私は震えた声で生徒会長を見る。
< 394 / 402 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop