続・危険なアイツと同居生活
その時……
ピンポーン
不意にチャイムが鳴る。
強張るあたしの身体。
だけど蒼は止めてくれない。
首元に顔を埋め、あたしの首すじに唇を寄せる。
身体に電流が走り、必死にそれに耐える。
「蒼……誰か来たよ?」
苦し紛れにそう言うが、
「関係ない」
蒼は静かにそう言う。
そして、甘い目であたしを見つめ、
「唯ちゃん、かわいすぎ。
俺、我慢できない」
切なげにそう言った……
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