色のない世界
「桜ヶ丘病院の近くを八時位に通るから。白い制服着てる」

「分かった〜じゃ、そこで待ち伏せしてみるわっ」

「それだけやったんだから、うまくやりなさいよ」

「分かった、分かった」

「じゃ」

そんな会話をした後、亜美は笑顔で去って行った。


でも、悪い事を誰にもバレずにするなんて事は無理な話。

どこかで、糸はほつれる。


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