色のない世界
「でも、あの本無駄に分厚かったでしょ?」
と苦笑いで浅井さんが問い掛けてきた。
「いえ、そんな事ないですよ。自分のおじいちゃんとかぶってる所が多くて最後まで楽しく読めました」
「おじいちゃんと?」
「はい。あの作品に出てくるおじいさんにも負けてないと思いますよ」
「あはははは。そうなんだ。だったら、よかった。実はね、あのおじいさんにはモデルがいるんだよ」
「えぇ?!そうなんですか?じゃ、うちのおじいちゃんといいお友達になれたかもしれないですね」
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と苦笑いで浅井さんが問い掛けてきた。
「いえ、そんな事ないですよ。自分のおじいちゃんとかぶってる所が多くて最後まで楽しく読めました」
「おじいちゃんと?」
「はい。あの作品に出てくるおじいさんにも負けてないと思いますよ」
「あはははは。そうなんだ。だったら、よかった。実はね、あのおじいさんにはモデルがいるんだよ」
「えぇ?!そうなんですか?じゃ、うちのおじいちゃんといいお友達になれたかもしれないですね」
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