君って鈍感?

谷川「佐野じゃん!!」

俺は反射的に名前を読んでしまった。

あ。やっちまった…。

??「おい、佐野っていう?あいつ」

??「お前なんであの子のことしってるのー??」


はぁ、やっぱいうんじゃなかった…


二人は俺の先輩。

平野優真(ひらのゆうま)と相田和樹(あいだかずき)だ。

女遊びが激しい二人はいつもいつも女をつくってあそんで今を楽しみ、将来困るタイプだ。いかにも笑

谷川「それはですね…」

ちょっと嫌な顔をしてる

うん、それは自分でもわかる

だって、この二人

佐野を遊ぼうと考えてるから(憶測)

なんかわかるよ、考えが

谷川「くら「クラスメイトです」

佐野は谷川をかぶせて応えた。


平野「へぇ!それより佐野ちゃんかわいいねぇ、絶対もてるでしょ?」


相田「もてるんじゃなくて、もててるんだけどな笑」


平野「あ、そうそう笑」


佐野「いえ、そんなことはありません。あと馴れ馴れしく佐野ちゃんなど言わないでください」


平野・相田「…唖然」


佐野はほかの部員へ挨拶をしにすたすた去っていった


(すげぇ、あの二人を黙らした笑
これはちょっとおもしろくなりそうだ…)


俺はそう深読みをしたのであった。






< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

君が好き
Natsu*/著

総文字数/3,642

恋愛(実話)11ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop