刹那

―――そう。



どんなに辛い事があっても、今日はやってくる。



「…――っ‥!!」



銀の太陽が、眩しい。



「……っふ‥」


頬の雫が、暑い日差しに焦がされる。





――そう



どんなに。






どんなに泣いたって、










太陽は、登る。


今日は、やってくる。






生き続けてしまうんだ



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