神聖魔法団【下】
2人には悪いけど間に入り込ませて頂きます。
「あの~、お取り込み中悪いのですが
そろそろ皆の所へ行きません?」
『!?』
お互いにビックリして私を見た。
な、何その目は・・・。
「そ、そうだな。行くか!」
「うん!」
そう言って歩き出した。
照れている2人でもやることはちゃんとやるのね。
天音がはぐれないように。なのか
俺の女なんだぞ。ってことなのか
自然と。なのか
黎兎の思っていることは分からないけど
手を繋いで歩き始めた2人をゆっくり追いかけた。