神聖魔法団【下】
気付いたら地面に叩きつけられていた。
太ももに剣を刺され、背中にかかと落としを喰らった。
俺、だっせぇ・・・。
「いってぇ・・・」
<そこで見とけ。>
「シエロフォンケル!」
突風が吹きわたる。
風雅・・・!
風雅の姿が目にとまった。
だが、それもほんの一瞬だけ。
気付いたらカイザーに踏みつぶされていた。
「え・・・?」
風雅も何がなんだが分かっていない表情だ。
早い、何も見えなかった。
というか風雅が放った魔法を何とも思っていなかった。