神聖魔法団【下】
<はっ、生きるのを諦めたか?>
カイザーに問いかけられているのに
風雅は俺を見つめていた。
その顔は微笑んでいた。
死ぬのなんて怖くないよ
とでも言ってるかのようだった。
<ははっ、無視かよ。そうかよ。
もう飽きた。じゃーなガキ。>
カイザーが腕を振り上げた。
やめろ!
やめてくれ!!
どれだけ体を動かそうとしても動かない。
変わりに涙が目から零れ落ちるだけ。
やめろ。お願いだからやめろ。
殺すなら俺で良いから。
風雅は殺さないでくれ。
やめろ!!
風雅の口が動いたような気がした。