神聖魔法団【下】



「食べようか」



瑠雲もイスから立ち上がり鞄の中からお弁当を取り一人用のソファーに座る。



2人用のソファーは2人に取られているためである。



俺もお弁当を取り出し、机に置く。




「俺も座りたいんだけど」



そう言っても2人は退いてくれなかった。



おい!



「風雅、炎虎」



ダッ



涯に名前を呼ばれただけなのに勢い良くソファーから退く2人。



どれだけ怖がってんだよ・・。



まぁ、空いたし良いか。



空いた所に天音と座る。



反対側のソファーに涯も座る。




隣に座るのが嫌なのか地べたに座る風雅と炎虎。



絨毯だから別に汚くない。




「雷ー!」



瑠雲がそう呼んでも返事がない。



周りが見えないぐらい仕事に熱中している。



すごい・・・。


< 408 / 632 >

この作品をシェア

pagetop