王子様のりんご

鏡の前にたつと、ボンバーな髪の毛のわたしの頭の上に嫌いなストレートのおねぇちゃんが立った。

おねぇちゃん、高校いってたら絶対もてたよね。

「人のことジロジロみて、なにかついてる?」

『あ、いや!そのぉー。おねぇちゃんすんごい綺麗だから高校いってたらもてただろうなー...なんて』

「んー。そうかな。」

『そうだよ!!!』

「ありがと☆」
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