扉
ワイシャツが無くなった事にショックを受けて立ち尽くしていた。
!!??
仁志の右足首に何か違和感が…
何かがまとわりついている…
怖い…見たい…見たいけど怖い…見れない…
しばらく葛藤が続いたが、やがてソレと目が合って安心した。
小さな小さなミケネコだった。
「どこから来たの?」仁志が頭を撫でてあげると、人なつっこくゴロゴロ喉を鳴らした。
ふと振り返ると笑顔の高岡と目が合う。
「この子、高岡さんのネコ??」
笑顔で頷いた高岡はそっとネコを抱き上げた。
「ババァに見つからないように気をつけて下さいね」
「……………もう見つかってるよ………」
…バ…ババァ…
長く重い沈黙…
何てフォローしよう…
頭の中であれこれ考えていた仁志だったが、ババァが突然ニヤリと笑うと静かに自分の部屋に戻って行った。
「…高岡さん。何も言われないのが余計に怖すぎます。ネコ、食われるかも…」
高岡は青い顔で、涙目で仁志に助けを乞うような顔を浮かべていた…
!!??
仁志の右足首に何か違和感が…
何かがまとわりついている…
怖い…見たい…見たいけど怖い…見れない…
しばらく葛藤が続いたが、やがてソレと目が合って安心した。
小さな小さなミケネコだった。
「どこから来たの?」仁志が頭を撫でてあげると、人なつっこくゴロゴロ喉を鳴らした。
ふと振り返ると笑顔の高岡と目が合う。
「この子、高岡さんのネコ??」
笑顔で頷いた高岡はそっとネコを抱き上げた。
「ババァに見つからないように気をつけて下さいね」
「……………もう見つかってるよ………」
…バ…ババァ…
長く重い沈黙…
何てフォローしよう…
頭の中であれこれ考えていた仁志だったが、ババァが突然ニヤリと笑うと静かに自分の部屋に戻って行った。
「…高岡さん。何も言われないのが余計に怖すぎます。ネコ、食われるかも…」
高岡は青い顔で、涙目で仁志に助けを乞うような顔を浮かべていた…