あの丘の上で【上】


「へー!」


「雪菜ちゃんの武勇伝ならまだまだあるわよ!聞きたい?」


「桜ちゃん!そんなの話さないでよ!」


何もなかったかのように話は弾み、いつの間にか時間も過ぎた。


「桜ちゃん、もうこんな時間だ…私たち、帰らなきゃ。」


「あら、ほんと。でも、明日も休みなんだから夕食くらい食べていかない?」


寂しそうに笑いながらそう持ちかけられたら、断ることなんてできない。

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