あの丘の上で【上】


『…今の、雪菜の声?雪菜がいるの?』


「え、ゆき姉ちゃんならすぐそこにいるよ?」


『…雪菜!よ…かった…』


「母さん!?」


母さんの目が閉ざされた。


「大丈夫だよ、少し疲れただけだと思う。能力を使いすぎたみたいだね。」


すぐ後ろに、ゆき姉ちゃんが来ていた。

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