あの丘の上で【上】


「これ、裸足で気持ち悪いかもしれないけど履いて。でかいかもしれないけど、サンダルよりは楽だと思う。」


「え、大丈夫だよ!」


「大丈夫じゃないでしょ?マメもできてるよ?」


有無を言わせず高瀬さんに靴を履かせ、僕は裸足になった。


思ったとおり、地面はすこし湿っていて気持ちが良かった。


ジーンズの裾を折って、高瀬さんサンダルと脱いだ靴下を右手に持った。

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