あの丘の上で【上】


「私、人と違う時間の流れで生きているのよ…まだ30歳くらいかしら?
人間で言う。」


「30歳にも見えません…」


その言葉にクスクスと笑いながら


「あなた、口がお上手ね。
…そういえば、あなたの名前、まだ知らないの。雪菜ちゃんのことは勿論知っているのだけれど。」


「あ、僕は藤井 拓馬です。よろしくお願いします。」

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