あの丘の上で【上】
「そういえば、体の弱い中西さんがどうしてこんな所でさぼってるの?」
それにクスクス笑いながら、ポケットからハンカチを取り出して芝生の上に敷いた。
「ちょっと狭いけどどうぞ。…中西さんはサボりです。藤井君は?」
「お邪魔します。僕もサボり。」
それから1時間くらい喋り続けて、教室に戻った。
教室や寮ではいつも通りだったが、アドレスは交換したから、それからメールをするようになった。