つよがり。



北斗の目線を追いかけて

振り返るとそこにいたのは

俺が一番喘息のことが

ばれたくなかった人物のなつき


北斗は俺に

"無理だけはするな"

とだけ言って

自分の練習へと戻っていった


今の俺には

この状況をどうしたらいいのか

全然わからないから

北斗がいてくれたほうが良かったが

きっと北斗なりに

気をきかせてくれたのだろう


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