【短編集】stars★
無理に笑顔を作って松井君の方を向く。
「えっと…返事…聞かせてもらえないかな?」
「…え?」
そりゃそうだよね…
もう何日もたってるし。
「あ…今すぐじゃなくてもいいから…」
「ううん、今言う」
この気持ち、ハッキリさせなきゃだよね。
「あのね…あたし好きな人いたんだ…」
「じゃあ…」
「ちょっと待って!でもね、その人には彼女がいるの。だからあたしじゃ無理なの」
「うん…」
「それで今日ね、松井君を見てカッコイいって思ったの。松井君はあたしのことほんとに好きなんだってことも」
「うん…」
松井君の顔が赤くなる。
「だから、卑怯かもしれないけど、こんなあたしでいいなら…」