貴方に花束を…
そんなことをぼーっと考えていると、看護師さんたちが話している声が聞こえた。










「306号室の花ちゃん、もう長くないんでしょ?」










「らしいよねー。
なんか、もぅ、心臓が心臓の機能してないらしいよ?
まだ、あんなに若いのに…気の毒よね…」









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