ギャルとメガブス
「じゃあ、今からご飯食べに行こ」

「行かねーよ」


コーイチは鼻を鳴らした。


「俺、今日は予定あるから」

「……ふーん、そう」


私は手をひらひらと振って、歩き出した。

もう、構ってられない。


「あ、おい、ミナ!」


コーイチが私を追って来て、腕を掴んだ。


「何ですぐに引き下がるんだよ。ますます怪しい」

「だって、コーイチ予定あるって、今言ったじゃん」

「言ってみただけだよ。何なんだよ、お前」

「コーイチこそ、何なのよ! いい加減にして!」


私はキレた。

何て面倒な会話だろう。

今までは、こんなこと絶対になかった。

コーイチがこんなに絡んでくることなんて、なかった。
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