僕だけ見てればいいんだよ?
第2章~あまりにも近すぎた愛

枢が私にいだいてる感情は普通の弟が姉にいだく感情とは違うんだなと自覚はしてる…。

けど……。




「姉ちゃん、今日何してたの?」



「ん?普通に授業うけてただけだよ?」




「授業中何考えてた?」






「理穂さん意外の誰と話した?」





「……。」




毎日毎日、帰り道は私に対する質問攻めだ。
全然、楽しくない。いや、めんどい。
でも、答えないと、怒るし…
『僕のこと嫌いになったの?』とか言ってくるし…


はぁ……。






「え?まさか男とはなしてないよね?」






「関係ないでしょー。もー」












「関係あるよ」

後ろからギュット抱き締めてきた。






「えっ、ちょっと。」




弟が姉抱き締めるってどーよ。
子供でもないのに…あぁ…もぅ…。

それにしても、やっぱり枢は『カッコイイ』の分類にはいるんだろーな。
横から間近で見える枢の顔をみてつくづくそう思う。
まつげも長いし、鼻も高いし。
モテるんだろうな……







「今週の土曜姉ちゃんの誕生日だよね」




「えっ?あぁ、うん」




「絶対開けといてね。出掛けるから。」






「どこに?」






「内緒」





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