堅物くんとの恋愛過程
堅物くんが大好きです



「胡桃沢さん、貴女という人は……風紀委員というご自分の立場を理解しているのですか?」




180センチはあるだろう身長を屈めて、佐伯文弥<サエキ フミヤ>くんは私の顔を覗き込んできた。




「だ、だって。可愛いかなって思ったんだもん」




「可愛いかなって……問答無用。没収します」




「あ……」




そう言うと、佐伯くんは私の髪からそっとヘアピンを外す。




それは決して乱暴な感じではなく




優しく、ホント丁寧に。




「毎回毎回まるで儀式のようになってしまってますね」




「そうだね」




舌を出し、おどけて見せるも




「次回このようなことをしてきたら反省文を2枚提出してもらいますよ?」




佐伯くんの目はとても冷ややかなものだった。




でも、そんな佐伯くんも




素敵ですっ!




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