堅物くんとの恋愛過程
堅物くんが彼氏です



次の日。




「文弥くん、おはよう」




「おはようございます、舞さん」




私達は学校の最寄りの駅で待ち合わせ。




昨日の今日で、文弥くんと顔合わせるのは……すごく恥ずかしいんだけど




「い、行きましょうか?」




「うん」




私なんかより断然、文弥くんの方が緊張してるみたい。




手と足を出すタイミングがかなりおかしいことになってる。




「き、今日は髪飾りを着けてないんですね?」




「あ……うん。そもそも、あれは服装チェックの日だけのことだから」




私のこの言葉に一瞬だけ遠い目をする文弥くん。




きっと記憶の糸を辿っているんだろうね。




「そういえば……そうですね。では、その理由は一体なぜ?」




「え?あぁ、それはね?」




少しだけ勿体ぶってみる。




「そ、それは?」




「文弥くんに外してもらいたいと思ってたから」




「///っ!?」




一気に耳まで真っ赤になる文弥くん。




ふふ。




思ったとおりのリアクション。




何かもう、幸せだなぁ。




< 45 / 79 >

この作品をシェア

pagetop