堅物くんとの恋愛過程
堅物くんが彼氏です
次の日。
「文弥くん、おはよう」
「おはようございます、舞さん」
私達は学校の最寄りの駅で待ち合わせ。
昨日の今日で、文弥くんと顔合わせるのは……すごく恥ずかしいんだけど
「い、行きましょうか?」
「うん」
私なんかより断然、文弥くんの方が緊張してるみたい。
手と足を出すタイミングがかなりおかしいことになってる。
「き、今日は髪飾りを着けてないんですね?」
「あ……うん。そもそも、あれは服装チェックの日だけのことだから」
私のこの言葉に一瞬だけ遠い目をする文弥くん。
きっと記憶の糸を辿っているんだろうね。
「そういえば……そうですね。では、その理由は一体なぜ?」
「え?あぁ、それはね?」
少しだけ勿体ぶってみる。
「そ、それは?」
「文弥くんに外してもらいたいと思ってたから」
「///っ!?」
一気に耳まで真っ赤になる文弥くん。
ふふ。
思ったとおりのリアクション。
何かもう、幸せだなぁ。