君と僕の不確かな約束
出会い
春の夜。



丑三つ時。



春といわれ、何を思い浮かべるか。



世間一般では出会い、別れ。



そんな季節だろう。



だが私には関係無い。



出会う人もいなければ、別れる人もいない。



そんなことを考えながらベンチに座っていると誰かが近づいてきた。




「ねぇ。君?面白いものいっぱいつけてるね。」



私達の出会いはこの少年の意味不明な発言で始まった。


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