私を見つけて





「…ふぅん。そうなん?
それやねんやったらもっと抱きついとくか?」


意地悪そうな顔をして私に言う。


…ヤバい。
冗談ってわかってるし本人はまったくそんなつもりないってことは頭では理解できてるのにドキドキが止まらない。


私は真っ赤な顔を隠すように俯いて


「ううん、いける。」


と答えた。


「それよりもさ、最近なにしてたん?
どの辺に住んでるん?なんで最近公園にけーへんかったん?」


などなどと今まで溜まってたことを全部質問した。


「ちょっ!質問しすぎやろ
そんなマシンガントークで質問されても覚えてられへんって。」


とゲラゲラ笑いながらもちゃんと聞いてくれてたみたいで1つずつ丁寧に答えてくれる。



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