仮カノ




なんか、2年も会えなくなるなんて信じられない。


「梨月…。」


しばらく沈黙が続く。

その沈黙を破ったのは星夜。


「俺が帰ってくる時も、そのリング、はめててくれるな?」


「あたりまえでしょ。
私には星夜しかいない…。

星夜こそ、ネックレスしててよ?」


「あたりまえ。」


「星夜…、離れたくない…。」


「俺だって、離れたくねぇよ。」



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