仮カノ
○。星夜と蛍

»罪悪感





「おかえりなさいませ。」


「廉登、お風呂。」


「承知いたしました。
あとでお着替えお持ちします。」


私は帰ってすぐに、お風呂へ向かった。


チャプンッ


「はぁ…。」


湯船に浸かりながら、ため息をつく。


星夜にあわせる顔がない…。

明日が全然楽しみじゃないなんて、今までになかった…。


星夜に本当のことを言うべきか、
隠し続けるべきなのか……。

……どうすればいい…?



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